
2013年に設立し、システム開発やネットショップ制作、ソフト販売をしている株式会社ネットショップ支援室は、BtoB ECカートシステムやリピート通販向けカートシステム、ECサイト一元管理システムを提供している企業です。その中でも受注管理システムとして多くの企業に利用されているアシスト店長について紹介していきます。
アシスト店長とは?
アシスト店長とは、いろいろな受注業務を一元管理するEC受注管理システムです。大手のモール型ECサイトや自社の通販サイトから、電話やFAXなどの注文方式にいたるまで、いろいろな受注業務を管理してくれます。
受注管理だけでなく、日々の在庫管理や顧客管理、分析管理、メール管理の5つ機能によって、受注から発送までの作業を自動で対応してくれ、出荷関連伝票の出力や多数の送り状発行システム、物流・倉庫管理システムとも連携しています。
また、CRM機能を内蔵していることも特徴のひとつです。
CRMはCustomer Relationship Management(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)の略で、顧客関係管理という意味になり、お客さんとの関係を管理しながら、長期的に良好な関係を構築維持するためのマネジメント手法のことをさします。
お客さんのことを知ったうえで、最適なサービスを提供することによって、優良なお客さんを多く獲得し、売上を向上させることが可能です。アシスト店長の機能のなかでも、とくにメリットに感じる4つについて紹介します。
作業時間を大幅にカット
受注から発送まで一元化して管理してくれるのに加えて、ほとんどの作業を自動化してくれるため、担当者にとって大幅に作業時間をカットすることが可能です。複数のモールに出店している場合でも、APIの自動連携に対応していればCSV入出力の作業は必要ありません。
また、注文が入れば手作業することなく、受注ステータスは自動で進行してくれますし、不正注文の確認もでき、出荷予定日も自動設定できるので、受注業務だけでなく出荷に関する業務の効率化も可能です。
出荷時の帳票には、購入条件に応じた出力情報の記載ができるので、発行業務が負担の人にはとくにおすすめといえます。
消費者の利便性も高い
お客さんに対して受注確認メールの送信や納品書・領収書のペーパーレス化をサポートしているので、消費者の利便性も高いサービスです。
LTVの最大化で売上アップを実現
LTVとは、Life time Value(ライフ タイム バリュー)の略で、顧客生涯価値のことをいいます。お客さんと取引を始めてから終わるまでに、どれだけ利益をもたらすのかを算出したものです。優れた顧客管理や分析管理、フォローアップによって優良なお客さんへの引き上げ率をあげて、売上アップに貢献してくれます。
たとえば、店舗や商品、年代別などをはじめ、期間別や配送方法別など、いろいろな面での分析が可能です。購入条件やお客さんの条件に応じた対応もでき、オプションでステップメールやステップDMにも対応しているので、アフターフォロー機能を重視したい方にもおすすめです。
在庫管理もまとめて可能
ユーザーにはアシストIDが発行されるため、取り扱い商品も一括管理できます。そのため、店舗ごとに異なる商品コードの調整や在庫数の確認をしなくてすみ、在庫配分も設定可能です。
効率的な在庫管理によって、在庫不足や発注ミスなどのミスも減るうえに各店舗の販売状況も確認できます。
アシスト店長APIの公開
アシスト店長は、複数の大手ECモールを運営している企業に支持されていますが、ほとんどの企業はすでに導入しているシステムとのデータ連携によって、シームレスな企業間取引の実現を要望している企業がほとんどです。
そのため、アシスト店長のAPIを公開することによって、スピーディーでシームレスな連携が可能となっており、企業も導入しやすくなっています。アシスト店長では受注・顧客関連情報が取得可能なアシスト店長APIの提供を2020年からスタートしました。
ほかのシステムからの注文データの取り込みや連携が可能で、アシスト店長はデータハブ的な役割で、基幹・販売管理システムや物流システム、CRM・分析システムなど外部連携しています。
APIの利用料金は、無料となっていますが、データを連携する場合に、有償カスタマイズや個別開発が発生する場合もあるので確認しておきましょう。
料金プラン
アシスト店長の料金プランは、初期費用と月額費用のシンプルなものになっています。以下で詳しく紹介します。
共用サーバープラン
初期費用として5万円が必要です。月額費用としては受注件数は1,000件までは2万5,000円ですが、それ以上になると受注件数ごとに従量課金となっています。
具体的には1,001件から単価あたり20円、3,001件からは単価あたり15円が加算され、5,001件以上になると問い合わせが必要となってきます。
たとえば、4,000件の受注の場合は1,000件までの2万5,000円、1,001件から3,000件までの2,000件×20円、3,001件から4,000件の1,000件×15円で、合計すると8万円となります。
専用サーバープラン
初期費用に20万円が必要です。月額費用としては受注件数は3万件までは10万円ですが、それ以上になると確認が必要となります。
在庫管理機能
初期費用が3万円で、月額費用はSKU数1,000件までは2万円で、5,000件までが3万円となり、それ以上では確認が必要です。
上記が基本プランとなっており、そのほかのオプションも料金が設定されています。見積りや相談は無料なので、受注管理システムに興味がある人は問い合わせてみましょう。
まとめ
今回はEC受注管理システムのアシスト店長について紹介しました。受注管理をはじめ、在庫管理、顧客管理、分析管理、メール管理の機能がついているアシスト店長は、受注から発送までの作業が自動で一元化管理してくれるため業務の大幅な効率化と人為的なミスの削減が見込めます。消費者の利便性も高く、アフターフォロー機能も充実しているので売上アップも期待できるのが魅力です。
アシスト店長/株式会社ネットショップ支援室の基本情報
企業名 | 株式会社ネットショップ支援室 |
住所 | 〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル1F |
電話番号 | 0120-24-8812 |
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