【2024年版】おすすめの受注管理システム7選を比較! 【2024年版】おすすめの受注管理システム7選を比較!
更新日:2024.02.20

おすすめの受注管理システム7選をご紹介します!

ECサイトの運営や管理をよりスムーズにする方法として、受注管理システムの導入があります。受注管理の手間を減らしたり、ミスを防止したりするためにも、ECサイト運営には受注管理システムの導入がおすすめです。

しかし、受注管理システムを検討する際、提供されているサービスが多く、それぞれコンセプトや特徴が異なるため、

・どの受注管理システムを利用すればいいの?
・どんなことができるの?
・なにを優先すればいいの?

といった疑問や課題が生まれると思います。

そこで当サイトでは、受注管理システムを導入したい方の疑問や課題解決に役立つ情報を、まとめてご紹介しています。

利用実績やサポート体制など、こだわりで選ぶおすすめの受注管理システムや、受注管理システムを導入するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際に受注管理システムを導入した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。そしてよりスムーズにECサイト運営を行えるようにしましょう。

おすすめの
受注管理システム比較一覧

イメージ
サービス名
コマースロボ/株式会社コマースロボティクスLOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレスTEMPOSTAR(テンポスター)/SAVAWAY株式会社CROSS MALL(クロスモール)/ 株式会社アイルネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社ロジザードZERO/ロジザード株式会社COOOLa(クーラ)/株式会社ブライセン
特徴特許取得のクラウドRPAによってさまざまな業務を自動化できる700社以上に導入されているカスタマイズ性が高いリピート率が高く信頼できる導入実績ナンバーワンを誇る1,500以上の現場が導入設計から開発まで自社開発
基本機能受注処理を自動化、EC連携を自動化、メール自動送信、ファイルの一括取込、出荷指示の手入力、ダッシュボードなど受注情報の自動取込、CSVファイルで取込、受注情報を手動で起票、納品書・領収書の発行など受注管理機能、商品情報・画像がセットで出来る一括・予約反映機能、運用にあわせた注文・受注情報の自動仕分け機能、複数倉庫と連携・在庫管理できるマルチロケーション機能など商品登録、在庫管理、商品複製、受注管理、注文分析など受注管理、在庫管理、送り状発行システム連携、アプリによるカスタマイズなど商品管理機能、同梱物管理機能、セキュリティ対応機能など一体型帳票、同梱物の管理、多言語対応など
初期費用無料無料無料無料無料不明不明
月額料金・Starterプラン 5,500円/月(税込)
・自動出荷プラン 1万1,000円(税込)/月~
・SCMプラン 3万3,000円(税込)/月~
基本料金 2万2,000円(税込)/月+従量料金基本料金 1万1,000円(税込)/月~・スーパーライトプラン 5,500円(税込)/月~

・プラン1000 9,900円(税込)/月~など
3,000円/月~不明不明
サポート導入支援、運用支援導入支援などヘルプデスク対応など導入支援、運用支援など導入支援、運用支援など運用支援など導入支援、運用支援など
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
公式サイト公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ公式サイトへ

受注管理システムとは?

受注管理システムを理解するためには、そもそも受注管理がどのようなものかをしっかりと把握していることが重要になるでしょう。受注管理は販売管理の一部で、顧客からの注文を受けてから出荷するまでの一連の業務のことを指します。

具体的には注文内容の確認・入力、在庫確認、納期の確認やそれに付随する連絡、受注伝票・注文請書の作成などが挙げられますが、詳細な業務内容は企業によって異なるでしょう。

ビジネスがBtoBの場合は、顧客と契約を交わす際の取引契約を結ぶことや見積書の作成、基幹システムへの注文内容の記録、注文請書の発行などが受注管理で行う業務になるケースが多いです。

そして、これらの中から見積もり業務や受注業務などの販売業務を自動的に行なってくれるのが、受注管理システムです。受注管理機能はもちろん、そのほかに出荷管理機能や倉庫管理機能などが搭載されていることが多く、一連の受注管理業務をシステムで自動化すれば、ミスを防いだり業務を効率化することが可能になるでしょう。

おすすめ
受注管理システム機能毎早見表

サービス名
コマースロボ/株式会社コマースロボティクスLOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレスTEMPOSTAR(テンポスター)/SAVAWAY株式会社CROSS MALL(クロスモール)/ 株式会社アイルネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社ロジザードZERO/ロジザード株式会社COOOLa(クーラ)/株式会社ブライセン
RPA(自動化)

チラシ付与機能

データ連携

出荷管理

商品管理

詳細リンク詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら
公式サイト公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

おすすめの
受注管理システム7選!

コマースロボ/株式会社コマースロボティクス

コマースロボ/株式会社コマースロボティクス

おすすめポイント

1 総合的な管理が可能
2 95%以上の業務自動化を実現
3 累計950社以上の導入実績

ひとつのシステムで受注処理・在庫管理・発注管理をまとめて管理できる!

コマースロボは特許取得のクラウドRPAによって、面倒な確認や修正作業を自動化できるシステムです。使いたい処理ロボットを標準オプションから選んで使えることに加えて、独自の処理をコードなしでカスタマイズすることもできるようになっています。

累計950社以上の利用実績があり、年間の受注件数は2,745万件を超えているので、実績に関しても十分信頼できるといえるでしょう。

基本情報

初期費用 無料
月額料金 ・Starterプラン 5,500円/月(税込)
・自動出荷プラン 1万1,000円(税込)/月~
・SCMプラン 3万3,000円(税込)/月~
基本機能受注処理を自動化、EC連携を自動化、メール自動送信、ファイルの一括取込、出荷指示の手入力、ダッシュボードなど
サポート 導入支援、運用支援
無料トライアルお試し期間21日間
会社情報 株式会社コマースロボティクス
東京都港区東新橋2-11-4 マヤパダ汐留プラザ5F

導入事例

口コミ・評判

ロボットを使って業務効率化を実感!人件費を最小限にECサイト運営を実現(株式会社BOLD)
元々の運営会社様が沖縄に拠点を持つ会社だったため、沖縄から日本全国へ配送するのは、送料の問題で難しいというお話がありました。そのため、関東地域の委託倉庫様と契約して、日本全国から注文いただけるような体制に変更いたしました。 そのような体制にしたときに、「注文数が増えても問題なく対応できるようにするためにはどうすればよいか?」「お客様に荷物が届くまでの時間を少なくするためにはどうすればよいか?」が課題となりました。受注管理のために新たに人材を雇おうとすると、人件費がかかってしまいます。そこで、人件費を最小限に抑え、効率化を最大限に発揮できるコマースロボを導入しようと考えました。 今までだと目視での注文確認が必要だったところが、確認したい注文のみにエラーを表示できるようになったので、1件の注文確認にかかる時間が減り、業務を効率化されていると感じています。 また、倉庫様とのデータ連携についても楽になりました。出荷指示データの確認さえ終われば、出荷作業後の追跡番号連携はコマースロボが行ってくれるので、目をつぶっていても大丈夫だと思えるくらい、安心して利用できています。
ハンディを活用した出荷検品により配送ミスをほぼ0に(mederi株式会社)
システム選定の際には、カスタマイズ性が高い点を重視していました。これから出荷件数が伸び、それに合わせて必要な機能を拡張させていく未来を見据えたときに、決まったインターフェースで拡張性が限られたシステムでは長期的に困るだろうと考えていました。 数社のシステムと比較する中で、先々を見据えて色々な施策に挑戦したいと考えたとき、柔軟に改修のご相談に乗っていただける体制であるということがわかり、コマースロボリピートを導入することに決定をしました。価格面でも圧倒的にリーズナブルだと感じた点も決め手の一つです。 コマースロボティクスのシステムを導入してから、出荷作業に入ってからの「梱包・出荷時のミス」は0と言ってもいいくらい無くなりました。もともと目視で出荷作業を行っていた状況から、AirLogiハンディを使った出荷検品を導入したことで、出荷作業のスピードと質共に大きく改善されました。 取扱商材が医薬品ということもあり、例えば「違うピルが届いてしまった」ということがあれば大問題です。クリニック側が目視で出荷をしている限り、ミスが発生することを0にはできません。システムとハンディを使って出荷検品を実装することでヒューマンエラーが無くなり、ミスの発生率を極限まで低減させることができました。

LOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレス

LOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレス

おすすめポイント

1 外部サービスとの連携が可能
2 利用料金が安い
3 受注から出荷までを自動化できる

複数倉庫から自動出荷できる!外部サービスと連携することもできる!

LOGILESS(ロジレス)は受注管理システムと倉庫管理システムが一体化したシステムです。

EC事業者と倉庫事業者が同じシステムを利用することになるので、ミスなくスピーディに出荷が実現できるようになります。注文状況に合わせたマーケティング施策も、システム上で条件を設定するだけで自動化することが可能です。

基本情報

初期費用 無料
月額料金 基本料金 2万2,000円(税込)/月+従量料金
基本機能受注情報の自動取込、CSVファイルで取込、受注情報を手動で起票、納品書・領収書の発行など
サポート 導入支援など
無料トライアル要問合せ
会社情報 株式会社ロジレス
東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル 3F

導入事例

口コミ・評判

国内複数拠点からの自動出荷を実現し、配送コストを年間1,000万円以上削減(ベースフード株式会社)
事業の成長に伴い、バックヤードの負担が急増し、オペレーションの見直しが必要でした。LOGILESSはOMSとWMSの一体型システムなので、ご注文を受けてから商品をお届けするまでスタッフが介入する必要がありません。システム導入後、全注文の90%以上の自動出荷を実現できています。 また、LOGILESSがAPI公開していて、自社データと繋げることで分析基盤が整ったことも経営の進化に大きく貢献。例えば出荷拠点の見直し。 現在、ベースフードでは東日本と西日本にそれぞれ倉庫を構え、LOGILESSの機能を使って配送先のエリアによって自動で出荷元を振り分けているのですが、「倉庫を何県に設置すればよいか」「どこを境に東西に振り分けるのか」などのルールは、データ分析結果をもとに決めました。全国のお客さまに対して最適な倉庫から自動出荷できる体制が整い、年間1,000万円以上の配送コストを削減することができました。
複数D2Cブランドの受注~出荷フローを共通化できる、LOGILESSでビジネスを加速(株式会社newn)
newnは複数のD2Cブランドを幅広く展開していますが、各ブランドで属人的な物流プロセスを構築しており、月間注文件数が1,000件を超えたあたりから、人力でのオペレーションに限界があると感じていました。 LOGILESSを導入後は、全注文の90%以上を自動出荷に成功。これほど柔軟にやりたいことを実現できるシステムであれば、どの商材でも、どのブランドでも、物流フローはLOGILESS一本で共通化できると確信。オペレーションを共通化できたため、新ブランドの立ち上げが容易になりました。 でも、何よりもうれしいのは、お客さまのもとに早く商品が届くようになったこと。LOGILESSを使えば倉庫にほぼリアルタイムかつ自動で出荷指示を送れます。 昼間の注文であればその日の出荷便に間に合ったりするので、平均すると1日早くなりました。SNS上にあがる「もう商品が届いた」というお客さまの投稿は励みになりますし、ブランド力の向上にもつながっています。

TEMPOSTAR(テンポスター)/SAVAWAY株式会社

TEMPOSTAR(テンポスター)/SAVAWAY株式会社

おすすめポイント

1 要望に合わせて拡張可能
2 トラブル発生時もしっかりサポート
3 効率的な機能が豊富

拡張性が非常に高く、乗り換えなしで長期間使用し続けられる!サポートも万全!

TEMPOSTAR(テンポスター)は、柔軟なカスタマイズに対応可能なのが最大の特徴です。

他社のサービスはあまりカスタマイズをしっかり行うことはできない場合が多いですが、TEMPOSTARは個別の要望に応えられるハイブリッドカスタマイズシステムとなっていて、事業の成長に合わせて最適な形に変化させていくというようなこともできます。

基本情報

初期費用 無料
月額料金 基本料金 1万1,000円(税込)/月~
基本機能受注管理機能、商品情報・画像がセットで出来る一括・予約反映機能、運用にあわせた注文・受注情報の自動仕分け機能、複数倉庫と連携・在庫管理できるマルチロケーション機能など
サポート ヘルプデスク対応など
無料トライアルあり
会社情報 SAVAWAY株式会社
東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー17F

導入事例

口コミ・評判

一括管理できることで業務改善、コストカットに繋がる(総務・庶務)
最初は1店舗のみだったので手動で賄っていたが、複数店舗を運営する方針に変更となり、それまでとは異なり受注システムの管理、在庫管理が難しくなりミスも発生するようになった。良い点はやはり一つの画面で一括管理が可能なので、管理作業が大幅にスムーズになったように感じた。 無料体験が30日間あり実際に利用ができる。しかも無料期間中の機能制限はなく、有償契約と同様に画面を使えるため、無料から有料契約への移行が楽だった。
複数モールを運営する中小規模のEC事業者は必須のサービス(製品企画)
自社ECサイトと大手ECモールを併用する際に一元管理できるツールの中で、トラブルなくスムーズに利用できる点が評価できます。また、売上の進捗のダッシュボードも見やすく視覚的な点がフレンドリーだと感じました。 他の管理会計ソフトとの連携では、手厚いサポートをしていただき、導入後のサポートについてもレスポンスよく回答いただけて業務が止まることなく運用できている点が評価できます。

CROSS MALL(クロスモール)/株式会社アイル

CROSS MALL(クロスモール)/株式会社アイル

おすすめポイント

1 リピート率が非常に高い
2 長年の実績がある企業が提供
3 機能が幅広い

商品登録、受注管理、在庫管理、仕入れを一元管理できる機能が標準装備

CROSS MALL(クロスモール)はユーザーのリピート率が98.4%と非常に高く、多くのユーザーからとても評価されています。

ネットショップを運営するために必要な業務をすべて一元管理することができるようになっていて、導入することで最適な店舗運営が行えるようになるのです。30年間で5,000社以上と向き合ってきた会社が提供しているので信頼性も高いといえます。

基本情報

初期費用 無料
月額料金 ・スーパーライトプラン 5,500円(税込)/月~
・プラン1000 9,900円(税込)/月~
・プラン3000 1万5,400円(税込)/月~
・プラン5000 1万9,800円(税込)/月~
・プラン15000 2万5,300円(税込)/月~
基本機能商品登録、在庫管理、商品複製、受注管理、注文分析など
サポート 導入支援、運用支援など
無料トライアル要問合せ
会社情報 株式会社アイル 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB

導入事例

ネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社

ネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社

おすすめポイント

1 アプリで手軽にカスタム可能
2 契約社数ナンバーワン!
3 料金がとても安い

アプリで機能をカスタマイズ・追加できる!契約社数は5,700社以上!

ネクストエンジン(NEXT ENGINE)は、ECの現場から生まれた機能が多数搭載されています。市場の変化に追従してアップデートされていくようになっているため、機能が不足するようなことはありません。

また、連携できるシステムの種類が業界最大級となっており、活用の幅が非常に広いのも強みだといえるでしょう。導入実績も業界ナンバーワンなので、安心して導入できます。

基本情報

初期費用 無料
月額料金 3,000円/月~
基本機能受注管理、在庫管理、送り状発行システム連携、アプリによるカスタマイズなど
サポート 導入支援、運用支援など
無料トライアルあり
会社情報 NE株式会社
神奈川県小田原市栄町2-12-10 SquareO2

導入事例

口コミ・評判

ECサイトを運営しているなら導入すべきシステム(社内情報システム)
複数のECモールを一元管理できることがポイントです。扱っているECモールも幅広く、よほどニッチなECモールではない限り、網羅されていると思います。 複数店舗の受注管理や商品管理、在庫管理ができますので、各ECモールの管理画面にログインしなくてもある程度はネクストエンジン上で確認できます。特に、利用する部門によりますが、私の場合は、在庫の確認がほぼリアルタイムでできる点は良いと感じています。 受注についても、主要な物流系ツールと連携していますので、導入しやすいのも魅力です。
使いやすいシステム(加藤金物株式会社)
基本的な機能はまんべんなく搭載されている。受注管理、決済連携など、機能的にわかりやすい。これだけ充実した機能が搭載されいてるのに、非常に安価な料金設定である。

ロジザードZERO/ロジザード株式会社

ロジザードZERO/ロジザード株式会社

おすすめポイント

1 入出荷の検品制度が高い
2 英語や東南アジアの言語にも対応
3 ノンカスタマイズで導入しているユーザーが多い

約7割のユーザーがノンカスタマイズで導入!オムニチャネルやOMOにも対応!

ロジザードZEROは1,500以上の物流の現場で稼働しています。ECが得意なので、さまざまな商材に対応可能です。

サポートに関しては導入や稼働、運用などの面で顧客の担当チームとサポート専任チームが担当してくれます。365日、年末年始もサポートしてもらえるので安心です。最短1か月で導入できるので、迅速に導入したい場合にも最適です。

基本情報

初期費用 不明
月額料金 不明
基本機能商品管理機能、同梱物管理機能、セキュリティ対応機能など
サポート 運用支援など
無料トライアルあり
会社情報 ロジザード株式会社
東京都中央区日本橋人形町3-3-6 人形町ファーストビル4F

導入事例

口コミ・評判

WMSとしてのバランスがいい(人事・教育職)
当社グループすべての物流機能でロジザードZEROを導入しています。とにかくサポート体制が充実している印象。以前のシステムと比較し、365日体制のサポートが大変満足しております。
WMSに求める標準的な機能が全て備わっている(株式会社ひなた)
ただ単に多機能な訳ではなく、他のシステムと比べてロジザードではシステムの設定内容や想定される業務フローに程よい制限があると感じております。その制限がいい意味でのテンプレートのような役割となっており、ロジザードの提案する機能にこちら側の業務を合わせることで、最適化されていくイメージを持っています。

COOOLa(クーラ)/株式会社ブライセン

COOOLa(クーラ)/株式会社ブライセン

おすすめポイント

1 3冠を受賞している
2 適宜カスタマイズできる
3 創業から35年以上の実績

「経営者が選ぶクラウド型倉庫管理システム部門」で3冠を受賞!

COOOLa(クーラ)は、物流や倉庫業務の生産性が徹底的に追求されている管理システムです。設計から開発まですべて自社開発なので、高品質かつ使いやすくなっています。

「経営者が選ぶクラウド型倉庫管理システム部門」で3冠を受賞していることからも、どれだけ優れたシステムなのかが伺えます。サポートも手厚いため、いざという時も困らずに済みます。

基本情報

初期費用 不明
月額料金 不明
基本機能一体型帳票、同梱物の管理、多言語対応など
サポート 導入支援、運用支援など
無料トライアル要問合せ
会社情報 株式会社ブライセン 東京都中央区明石町8-1 聖路加タワー30F

導入事例

口コミ・評判

通販の出荷時に利用(アイリンクス株式会社)
通販の会社に勤務していますが、物量が増えて物流倉庫変更の際に物流会社からの紹介で導入しました。 入庫と出荷などがどのカテゴリーにあるかが一目で分かる、シンプル且つ丁寧なシステムだと思います。入出庫の履歴が色んな検索条件から管理できるので、緊急の問い合わせなどで迅速な対応ができています。 個人的に1番いいなと感じているのがサポート体制です。変更点や問い合わせなどに関しては当日中に対応してくれるので、物流という通販においては心臓部といえる場所をスピーディー且つフレキシブルに対応頂いているので本当に感謝です。システムに強い社員が、こんなにサポート体制が強い物流システムは見たことが無いと言っていました。
荷主様からの要望に合わせた柔軟なカスタマイズ(株式会社ベルーナ・ジーエフ・ロジスティクス)
COOOLaの一番の利点は、標準機能で設定が細かく変更できる点です。また、複雑化する荷主様からのご要望に合った使い方ができ、標準機能にないカスタマイズも柔軟に対応が可能な点です。 驚いたのは、汎用性の高い要望については無料で標準機能として改善してもらえる場合があること。この柔軟な姿勢は魅力ですね。

【その他】受注管理システム

  • 通販番長/株式会社スプレンダーコンサルティング

    基本情報

    サービス名通販番長
    提供会社名株式会社スプレンダーコンサルティング
    住所(本社)〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-9-6 徳力本店ビル7F
    TEL(代表)03-5244-4580
  • e シェルパ モール 2.0

    基本情報

    サービス名e シェルパ モール 2.0
    提供会社名株式会社 スクロール360
    住所(本社)〒430-0807 静岡県浜松市中央区佐藤2丁目24番1号
    TEL(代表)03-4326-3207
  • 通販する蔵
    通販する蔵の画像

    基本情報

    サービス名通販する蔵
    運営会社名株式会社ソフテル
    住所(本社)〒501-0112 岐阜市鏡島精華1-3-17 岐陽第一ビル
    電話番号(通販する蔵 専用サポート)058-213-7245
  • ITFOReC MS2(アイティフォレック・エムエスツー)
    itforの画像

    基本情報

    サービス名ITFOReC MS2(アイティフォレック・エムエスツー)
    運営会社名株式会社アイティフォー
    住所(本社) 〒102-0082  東京都千代田区一番町21  一番町東急ビル 12階
    電話番号(小売業/EC事業者向けソリューション)03-5275-7917
  • mylogi(マイロジ)/アートトレーディング株式会社
    mylogiの画像

    基本情報

    サービス名mylogi(マイロジ)
    運営会社名アートトレーディング株式会社
    住所(本社)〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-18-1 Hareza Tower 20F
    電話番号(代表)03-5422-3348
  • 速販C2/株式会社サイオ

    基本情報

    システム名速販
    運営会社名株式会社サイオ
    住所(本社)〒105-0014 東京都港区芝3-24-3 SUN TORAビル2F 
    電話番号(代表)03-3769-3861
    料金ライトプラン 8,000円/月 スタンダードプラン 13,000円/月
    機能受注管理、在庫管理、商品管理
  • AnyLogi(エニーロジ)
    anylogiの画像

    基本情報

    社名AnyMind Group株式会社
    住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー31F
    TEL03-6384-5540
    料金30,000円/月
    機能ECカート・モールとのシステム連携、関税・送料の表示、送り状発行、インボイス発行、集荷依頼、返品対応
  • アラジンオフィス(Aladdin office)
    アラジンオフィス(Aladdin office)/株式会社 アイルの画像

    基本情報

    企業名企業名株式会社 アイル
    住所大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB
    お問い合わせHP内に問合せフォームあり
    料金要問い合わせ
    機能輸入管理、プロジェクト管理、生産管理、ハンディ連携、送り状連携、FB連携、会計連携
  • logiec(ロジーク )/株式会社はぴロジ
    logiec(ロジーク )/株式会社はぴロジの画像

    基本情報

    企業名株式会社はぴロジ
    住所〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-10-1虎ノ門ツインビルディング東棟18階
    電話番号03-5544-9911
    料金基本料金10,000円/月
    機能入荷管理、 在庫管理、出荷管理、分散出荷、自動連携
  • W3 mimosa(ミモザ)/株式会社ダイアログ
    W3 mimosa(ミモザ)/株式会社ダイアログの画像

    基本情報

    企業名株式会社ダイアログ
    住所(本社)〒141‐0031 東京都品川区西五反田2-12-3 第一誠実ビル8F
    電話番号(代表)03-6421-7455
    料金ライトプラン 30,00円/月 スタンダードプラン 50,00円/月
    機能出荷分析、入荷分析、当日分析、ロケ分析
  • 株式会社関通
    株式会社関通の画像

    基本情報

    企業名株式会社関通
    住所(本社)〒660-0857 兵庫県尼崎市西向島町111-4
    電話番号(代表)06-6224-3361
    料金要問い合わせ
    機能Cロジスティクス、Bロジスティクス、事務代行・BPO
  • 助ネコ/株式会社アクアリーフ
    助ネコ/株式会社アクアリーフの画像

    基本情報

    企業名株式会社アクアリーフ
    住所〒254-0811 神奈川県平塚市八重咲町7-28 神奈中八重咲町ビル4F
    電話番号0463-63-1400
    営業時間10:30~12:00・13:00~17:30
    料金Lite、ベーシック版 、Plus 30,000円/月
    機能フォローメール送信、購入回数のカウント、ブラックリスト、携帯メールタイマー設定、画像送信機能など
  • GoQSystem(ごくーシステム)/株式会社GoQSystem
    GoQSystem(ごくーシステム)/株式会社GoQSystemの画像

    基本情報

    企業名株式会社GoQSystem
    住所(本社)〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目6-12 NS京橋ビル 5階
    電話番号(代表)03-3564-5900
    営業時間10:00〜18:00
    定休日土曜・日曜・祝日
    料金フリープラン 0円/月 受注管理プラン 15,000円/月 受注・在庫連携 管理プラン 29,800円/月など
    機能受注管理機能、在庫連携機能、商品管理機能、物流管理機能、売上管理機能
  • W3 SIRIUS(シリウス)/株式会社ダイアログ
    W3 SIRIUS(シリウス)/株式会社ダイアログの画像

    基本情報

    企業名株式会社ダイアログ
    住所〒141‐0031 東京都品川区西五反田2-12-3 第一誠実ビル8F
    電話番号03-6421-7455
    料金要問い合わせ
    機能自動引当・手動引当・欠品強制引当・先入先出条件設定・商品別や得意先別商品別の 消費期限逆転チェックなど
  • zaico/株式会社ZAICO
    クラウド在庫管理ソフト「zaico」(株式会社ZAICO)の画像

    基本情報

    企業名株式会社ZAICO
    住所〒992-0021 山形県米沢市大字花沢331番地
    電話番号記載なし
    料金ミニマム 3,980円/月 ライト 9,800円/月 フル 39,800円/月 エンタープライズ 100,000円/月
    機能物品登録・編集に関わる機能、在庫確認・検索に関わる機能、入庫・出庫に関わる機能 発送に関わる機能、棚卸に関わる機能、QRコード・バーコードの活用、ユーザーに関わる機能、データのCSVエクスポート、外部連携に関わる機能、エクセルとの連携、セキュリティ
  • ロジクラ/株式会社ロジクラ
    ロジクラ/株式会社ロジクラの画像

    基本情報

    企業名株式会社ロジクラ
    住所〒150-0011 東京都渋谷区東2丁目27-10 TBCビル 3F
    電話番号記載なし
    料金ライトプラン 12,800円/月 プレミアム 40,000円/月
    機能入荷・入庫、在庫、出荷・出庫、ネクストエンジン連携
  • ecbeing BtoB(イーシービーイング)/株式会社ecbeing
    ecbeing BtoB(イーシービーイング)の画像

    基本情報

    企業名株式会社ecbeing
    住所(本社)〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー
    電話番号(代表)03-3486-2631
    営業時間9:00~19:00
    料金スタートアッププラン 190,000円(初期費用)+50,000円/月 ミドルプラン 500万円+20万円/月
    機能顧客カルテ、分析機能、CDP・データマーケティング、CMSツールなど
  • urutto(うるっと)/株式会社カンナート
    urutto(うるっと)/株式会社カンナートの画像

    基本情報

    企業名株式会社カンナート
    住所(本社)〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-12-1 パークウエストビル3F
    電話番号(代表)03-6432-9033
    受付対応時間平日10:00~18:00
    料金98万円(初期費用)+50,000円/月
    機能情報管理機能、価格・決算機能、その他機能
  • アシスト店長/株式会社ネットショップ支援室
    アシスト店長/株式会社ネットショップ支援室の画像

    基本情報

    企業名株式会社ネットショップ支援室
    住所〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル1F
    電話番号0120-24-8812
    料金50,000円(初期費用)+25,000円/月
    機能各モール・カートとAPI自動連携、受注ステータス自動進行、受注ステータス自動仕分け、出荷予定日自動設定機能など
  • アラジンEC/株式会社アイル
    アラジンEC/株式会社アイルの画像

    基本情報

    企業名株式会社 アイル
    住所(本社)〒530-0011 大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB
    電話番号(代表)0120-356-932
    料金要問い合わせ
    機能得意先別商品表示、得意先別単価表示、見積機能、最低注文数量/金額の制御
  • クロスマ(Crossma)/株式会社IZUMI
    クロスマ(株式会社IZUMI)の画像

    基本情報

    会社名株式会社IZUMI
    住所〒245-0022 神奈川県横浜市泉区和泉が丘1-35-18
    料金14,800円/月
    機能出品、価格設定、在庫連動、受注発送/メール送信
  • タテンポガイド/株式会社オークファン
    タテンポガイド/株式会社オークファンの画像

    基本情報

    企業名株式会社オークファン
    住所(本社)〒141-0001 東京都品川区北品川 5-1-18 住友不動産大崎ツインビル東館7階
    電話番号(代表)03-6452-5885
    受付対応時間平日10:00~17:00
    料金11,000円/月
    機能受注管理、商品管理、在庫管理、入金管理、配送管理、顧客管理、集計分析、仕入・発注管理
  • 楽楽販売/株式会社ラクス
    楽楽販売(株式会社ラクス)の画像

    基本情報

    企業名株式会社ラクス
    住所〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿7階
    電話番号03-6771-7581
    料金150,000円(初期費用)+70,000円/月
    機能ルーチンワークの自動化、リアルタイムに情報共有、自社仕様にカスタマイズ、システム構築、外部システム連携、安心・安全のセキュリティ、承認フローのシステム化
  • まとまるEC店長/株式会社ブランジスタソリューション
    まとまるEC店長/株式会社ブランジスタソリューションの画像

    基本情報

    企業名株式会社ブランジスタソリューション
    住所〒150-0031東京都渋谷区桜丘町20番4号ネクシィーズ スクエアビル
    電話番号050-3188-5885
    受付対応時間平日10:00~18:00
    料金98,00円/月
    機能商品一括登録、商品一括編集、注文一括取込、メール送信管理、帳票管理、同梱処理、在庫自動更新、在庫一括反映、送り状管理機能、モール・商品別売上統計

BtoB向けおすすめ受注管理システム3選

  • アラジンオフィス(Aladdin office)
    アラジンオフィス(Aladdin office)の画像
    「アラジンオフィス」とは、株式会社アイルが開発した販売管理・在庫管理パッケージシステムです。中堅・中小企業を主なターゲットにしており、現在5,000社以上のユーザーに対して販売から運用、保守までを一貫して提供しており、数多くの企業のニーズに対応している高機能なシステムといえます。

    アラジンオフィス(Aladdin office)の基本情報

    企業名株式会社 アイル
    住所大阪府大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪タワーB
    お問い合わせHP内に問合せフォームあり
    料金要問い合わせ
    機能輸入管理、プロジェクト管理、生産管理、ハンディ連携、送り状連携、FB連携、会計連携
  • C.Net
    C.Netの画像
    シーネットには、1992年の創立以来30年にわたり物流一筋で培ってきた経験と知識、実績があります。
    日付管理を武器にWMSパッケージシェアを拡大、そしていち早くクラウド化を開始し、クラウド市場でもシェアの上位を占めています。 最近では、日本最大級の卸売企業や外食チェーンにて導入され、高い評価を頂きました。
    またシーネットグループとして、常に最新の技術を採用し音声認識や画像認識のソリューションにも注力しながら、中国やASEANといったグローバルの展開も積極的に行っています。

    C.Netの基本情報

    企業名株式会社シーネット
    住所〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 1丁目 3 幕張テクノガーデンB棟11 階(本社)
    お問い合わせHP内に問合せフォームあり
    料金要問い合わせ
    機能複数荷主・複数倉庫対応・4荷姿管理(パレット/ケース/ボール/ピース)・フリロケ・固定ロケ管理
  • スリムス
    スリムスの画像
    倉庫管理システム CLOUD SLIMS(クラウド・スリムス)はセイノー情報サービスの強みである3PL事業や物流改善コンサルティングの経験と多くのお客様への導入実績に基づく、豊富なノウハウが活かされたWMSです。物流センター業務が「こうあってほしい」というお客様の要望を実現し、有効な機能を加えながらバージョンアップしてきました。

    スリムスの基本情報

    企業名株式会社 セイノー情報サービス
    住所〒503-8512 岐阜県大垣市田口町1番地
    お問い合わせHP内に問合せフォームあり
    料金要問い合わせ
    機能在庫照会・期限警告在庫照会・在庫トランザクション履歴照会・移動指示入力・パレタイズ管理 ・荷姿振替・在庫振替(名義変更)

BtoC向けおすすめ受注管理システム3選

  • コマースロボ/株式会社コマースロボティクス
    コマースロボ/株式会社コマースロボティクスの画像
    コマースロボ/株式会社コマースロボティクスは、OMS&WMS一体型(RPA内蔵)のEC事業者向け受注管理システムです。ソフトウェアロボティクスを活用した自動化機能で、ネットショップ運営にかかわるさまざまな課題を解決し、粗利やキャッシュフローの最大化が図れるでしょう。

    コマースロボ/株式会社コマースロボティクスの基本情報

    初期費用 無料
    月額料金 ・Starterプラン 5,500円/月(税込)
    ・自動出荷プラン 1万1,000円(税込)/月~
    ・SCMプラン 3万3,000円(税込)/月~
    サポート 導入支援、運用支援
    特徴 特許取得のクラウドRPAによってさまざまな業務を自動化できる
  • LOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレス
    LOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレスの画像
    LOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレスは、ECビジネスのオペレーション効率化に必要な受注管理システム(OMS)と、倉庫管理システム(WMS)の一体型システムです。EC事業者と倉庫事業者がひとつのシステムを利用するため、日々発生する受注から出荷までの人手作業が不要となり、ミスなく、スピーディな出荷が実現できるでしょう。

    LOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレスの基本情報

    初期費用 無料
    月額料金 基本料金 2万2,000円(税込)/月+従量料金
    サポート 導入支援など
    特徴 700社以上に導入されている
  • ネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社
    ネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社の画像
    ネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社は、豊富な機能を搭載し、さまざまなモールのデータを、一元化できる受注管理システムです。2023年4月末時点で5,700件以上の契約者数を誇っており、連携できるモール・カートも非常に充実しています。
    また、アプリを使って機能のカスタマイズや追加もできるため、規模や環境が変わっても長く使い続けることができるでしょう。

    ネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社の基本情報

    初期費用 無料
    月額料金 3,000円/月~
    サポート 導入支援、運用支援など
    特徴 導入実績ナンバーワンを誇る

受注管理システムについて

受注管理システムの役割やメリットを解説

受注管理システムとは?役割やメリットを解説の画像

受注管理システムを導入した方がいいという情報は知っているものの、じつは受注管理システムについてよくわからないという方もいるのではないでしょうか。ここでは受注管理システムの概要や役割、そして導入するメリットについて詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

受注管理システムでできること

受注管理システムのおもな役割は、「どの商品が」「いつまでに」「どれくらい必要か」などの注文内容を確定して生産・出荷などに引き継ぐことです。受注管理システムの機能について、詳しく見ていきましょう。

見積管理

見積を入力して見積決定分析を行ったり、見積詳細表を表示して履歴を管理したりできます。

見積の段階でのデータをシステム上で管理することができるので、顧客単価を向上させる取り組みなどにおいて役立てることができるでしょう。

受注管理

受注入力のほかに、注文内容の確認、出荷データの作成までのすべてを、受注管理システム上で行うことができます。受注入力、受発注同時入力、注文明細表の管理、納期管理、手配管理などができ、納期に間に合うよう出荷へと繋げていくために重要な機能です。

生産管理・発注管理

受注情報をもとにして必要な商品数を生産する「生産管理」や、商品を納期までに届けるために部品や材料などを発注する「発注管理」も、受注管理システムで対応できる業務です。

これらは納期遅れを防ぐ重要なポイントですが、自動化することでミスなく余裕をもって対応できるようになるでしょう。

出荷管理

出荷管理は注文を受けた商品を出荷するための業務で、受注管理システム上で「出荷指示書の作成」「出荷処理」などができます。納期に合わせて正しく出荷するために、また滞りなく取引先に商品を届けるために欠かせない業務も自動化することが可能です。

在庫管理

現在抱えている在庫数を管理し、リアルタイムでその数を確認できるのも受注管理システムの機能のひとつです。

受注内容に基づいた在庫管理のほか、今後どのくらいの在庫数を確保しておくべきかといった適正在庫の計算、組み立てを行うセット品の在庫の管理などの複雑な業務においても活用できるでしょう。

システムによっては、「資産在庫」「倉庫別在庫」「預り在庫」「滞留在庫」などのデータを管理できる機能が搭載されているものもあります。

受注管理システム導入のメリット

受注管理やそれに関わるさまざまな業務を自動化できる受注管理システムですが、導入することでどのようなメリットがあるのでしょうか? それぞれ詳しく見ていきましょう。

業務効率化・負担軽減

受注管理システムを導入すると、それに関連する業務を自動的に行なってくれるようになるので業務の標準化・平準化が進み業務効率がアップします。

すると残業時間の削減になり従業員の負担が改善され、働き方改革の実現にも繋がるでしょう。

無理のない働き方ができるようになると従業員の満足度が上がるので、離職率を下げることにも大きく貢献します。

ミスやクレームの削減

受注管理システムで作業を自動化すると、人為的なミスを減らすこともできます。1か所でミスがあると、そのあとの作業をすべて再確認や訂正することになってしまい、さらに顧客からのクレームに発展する場合もあります。

しかし受注管理システムの導入によってミスがなくなれば、クレームも減少して顧客満足度の向上に繋がり、リピート率のアップや新規顧客の獲得といった効果も期待できるでしょう。

ペーパーレス化できる

アナログな受注管理では、見積書や納品書などの書類を紙ベースで管理することになりますが、受注管理システムではそれらをデジタル化し、データ送付できるようになります。

デジタル化できれば、自社で毎回印刷して郵送するなどの作業の手間を削減でき、ペーパーレス化されるためコスト削減やSDGsにも繋がるでしょう。

顧客管理がしやすくなる

受発注管理を自動化することにより、顧客ごとの発注内容や履歴、進捗度合いなどの基準を社内で把握できるようになります。

アナログな業務では、受注先ごとに担当者の主観的な基準で管理しているケースも多いですが、このやり方では見込み客を逃してしまうリスクが高くなるでしょう。

しかしシステムを介して顧客を理解していれば、効果的なアタックを行うことができるので、売上アップを目指せるようになります。

受注管理システムの活用法

受注管理システムとは?

顧客からの受注受付と処理、管理、顧客情報管理などを自動化してくれるシステムを「受注管理システム」と呼びます。

また、受注管理システムは、他のシステムと連携させることで、受注周りの処理だけでなく、在庫管理や売り上げ管理など、商品を販売するために必要な業務全体を一手に引き受け、効率化してくれるというメリットも生まれます。

受注管理システムはなぜ必要?

これまで受注には電話やメールなどが使われ、集まった注文情報を管理するためにExcelに転記したりするなど膨大な手作業が必要でした。

受注時に人の手を介すれば介するほど誤発注のリスクが高まりますし、ここに時間が掛かってしまうせいで納期の短い発注が受け付けづらくなります。これでは注文数を増やしたり販路を広げたりすることが容易ではありません。

受注を自動化できれば、一度に大量の注文をさばきながら、余った人手をカスタマーケアやサービス向上に割くことができます。業務効率化のためには、受注システムの導入は必要不可欠なのです。

受注管理システムの活用法

受注管理システムの導入には、受注処理にかかる手間の削減、月次決算の早期化、多様な発注ニーズへの対応、トラブルの防止など多数のメリットがあります。受注管理システムをどう活用すればさらなるメリットが生まれるのか、ここで解説します。

受注に関する一連の作業をシステム化する

受注処理は販売管理業務のほんの一部です。受注管理システムの持つポテンシャルを引き出すには、他の管理システムとの連携するのがおすすめです。

既に使用している販売管理などのシステムがあるなら、それらと相性の良いもの、連携がしやすいものを導入するようにしましょう。

他のシステムと連携できれば、受注から出荷、在庫管理や書類の発行、売り上げ管理までも自動化できるようになりますので、一気に業務効率を上げることができます。

もしまだ何も導入しているシステムがないという場合は、受注管理から出荷、請求書作成までをトータルでサポートしてくれるものを選ぶと良いでしょう。

発注者の利用しやすさを考える

受注には発注者、つまり注文を入れる取引先の存在が非常に大切です。発注者も含めた全体の運用がスムーズであるように導線を引く必要があります。新しく受注管理システムを導入するのなら、主な取引先がすでに利用しているシステムを導入するのが1番スムーズです。

取引先が発注システムを導入していない場合は、利用者が多くポピュラーなシステムを導入することをおすすめします。技術的にも金銭的にも発注側にあまり負担がかからないように心がけましょう。

利用を促進するためのサポートを提供する

受注管理システムが導入できたとしても、どうしても電話注文のままにしたいという取引先もいるかもしれません。

イレギュラー的にアナログな手法を使う余地を残すのは良いかもしれませんが、基本的にアナログ作業は業務効率化を阻みます。受注管理システムを活用してもらえるようなサポートを提供し、利用を促進するよう働きかけましょう。

システム提供会社には、導入メリットをわかりやすく説明するツールや資料作りを手伝ってくれる場合もあります。あらゆるサポートを有効活用し、導入を促すのが得策です。

受注管理システムの主な機能

受注管理システムにはどのような機能があるのでしょうか。ここでは受注管理システムの主な機能についていくつか紹介していきます。

ダッシュボード

ダッシュボードは、1日の倉庫業務をすべて可視化でき、管理者はどこにいても1日の受注業務、出荷業務、入荷業務、返品業務の進捗状況を把握することができます。在庫アラート機能により、在庫不足の商品の管理も可能となっているものもあります。

CSVファイルでの取込

各モールやカートからダウンロードしたCSVファイルから受注情報を一括管理することができます。受注情報は倉庫事業者へ自動的にリアルタイムで共有できることもあります。

RPA自動受注処理

配送方法の変更やセット販売などの作業を自動化できます。「もし~なら、□□する」のような自動化ルールを簡単にノンプログラミングで実現することが可能です。

メール自動送信

メール自動送信は、受注確認メールや出荷確定メールを購入者へ自動で送信する機能となっています。送信するメールの内容は、自由に設定できることが多いです。

受注情報の検索

受注情報の検索は、受注状況を調べるときにさまざまな条件から検索できます。複数のモールやカートの受注を検索することができます。

ステータス管理

ステータス管理は、受注の状況に応じて該当するステータスに振り分けて管理することができます。それぞれのステータスに該当する件数も一覧で確認できることが多いです。

入金管理

入金管理は、銀行振込など、事前の入金確認が必要な受注を管理することができます。そのため、入金が確認できない限り、物流倉庫に出荷指示が送信されることはないため、ミスを防ぐことができます。

出荷指示の入力

出荷指示の入力は、イレギュラーな対応を受注ごとに管理することができます。倉庫事業者とのスムーズな連携に繋がります。

送り状発行システム

送り状発行システムは、配送情報CSVを出力することができます。また送り状発行システムから出力した荷物番号情報CSVを取り込むことでそれぞれのモールに反映することが可能なことも多いです。

出荷を同梱・分割

出荷を同梱は、複数の注文をまとめて発送することができます。届け先から同梱候補を自動検索することも可能です。

また受注に対する出荷を複数回に分割でき、一部の商品の在庫がないときでも先に在庫がある商品のみを出荷することができます。

在庫管理・商品マスタ管理

倉庫に保管してある在数をリアルタイムで確認できます。単品やセット、ケースなどそれぞれの販売方法での管理が可能です。

また商品の登録や登録商品の管理も可能です。

出荷予定管理

出荷予定管理は、倉庫内の出荷予定状況を管理画面で確認することができます。日付の管理ができるため、遅れや入荷漏れを防ぐことにもつながります。

出荷状況管理

出荷状況管理は、EC事業者が倉庫の出荷状況を把握できます。倉庫との連携がとりやすく、スムーズな出荷につながります。

配送追跡番号の確認

配送追跡番号の確認は、出荷済み商品の配送追跡番号をシステム上で確認することができます。配送の滞りや万が一のアクシデントなどにも迅速に対応することができるでしょう。

アナログな受発注業務の課題とは?

アナログな受発注業務の課題とは?の画像

アナログで受発注業務を行っていて、現状としてあまり不便を感じていないようだと、「わざわざ受注管理システムを導入する意味があるのか? 」と、疑問に思われるかもしれませんね。

しかしアナログな受発注業務には、当事者が認識していないところに多くの課題があり、それらの課題の解決策として、自動化は大いに役立ちます。そのためここでは、アナログな受発注業務の具体的な課題を解説していきます。

アナログな受注業務の課題

受注方法がFAXや電話などのアナログツールであると、読み間違いが聞き間違いなどのミスが発生してしまう可能性が高くなります。

さらに受注のために早朝出勤をしたり残業をしたり、また内容確認のためのチェックや不明点の確認作業など、さまざまな面で人的負担が大きいものでもあります。

これらを改善するためには業務フローの見直しやダブルチェックの徹底などの対策がありますが、それでも人の手で行う以上、ミスをゼロにすることは難しいでしょう。

とくに繁忙期などになれば、時間や人手が足りないことからミスも起こりやすくなるので、根本的な改善を行う必要があります。

またアナログツールで受注を行うと、受注情報を基幹システムへ手入力する必要も出てきてしまうでしょう。

受注入力には多くの手間や時間がかかり、またミスも発生しやすいため、担当するスタッフはつねに気を張っている状態になります。これが長期間続くと辛さを感じてしまう従業員も増え、結果的に離職率の増加に繋がってしまうでしょう。

さらにアナログでの受注業務を行っている限り、テレワークや時差出勤などが難しくなるため、働き方改革が進められないというのも大きな課題です。

働き方によって職場や仕事を選ぶ方も増えているため、この状態が続けば人員の確保ができなくなったり、定着率が上がらないなどの問題に直面する可能性もあるでしょう。

アナログな発注業務の課題

発注業務も受注業務同様に、アナログな方法では人為的なミスが発生しやすくなってしまったり作業負担が大きくなってしまったりという課題があります。

受注する際に入力をミスしてしまうと、発注先への確認や訂正等の業務が発生するだけでなく、受注先への納期の遅れなどでクレームに発展してしまう可能性もあります。

また発注書の作成や送付なども数が増えれば増えるほど負担になってしまい、作成や送付に多くの時間がかかることもあります。

そして発注書の控えをアナログ管理しなければならない場合、その整理や置き場所の確保なども大きな課題になっていくでしょう。

受注業務と発注業務どちらにもいえることではありますが、関係部門との連携がうまくいかないというのもアナログ管理で起こり得る課題です。

受発注業務には販売管理や出荷、経理といったさまざまな部門が関わり、それらを担当する部署との連携も欠かせません。アナログ業務では、おたがいの部署がどのようなデータをもっているのかを把握しきれないため、連携がうまくできずに生産性を下げてしまう可能性があります。

このようなアナログでの受発注業務の課題を解決してくれるのが、受注管理システムです。ミスを防ぐだけでなく、従業員満足度や顧客満足度を高めるためにも、受注管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

「受注管理システムを導入するとしたら何を重視しますか?」WEBアンケートで調査!

注文の受付や伝票の処理といったことはかなり手間がかかる作業のひとつですが、受注管理システムを導入すればそういった作業による負担を大幅にカットすることができます。現状の業務効率に問題があると感じているのであれば、ぜひ受注管理システムの導入を検討してみてください。

とはいえ、受注管理システムは便利だといわれても、どのようなシステムを選べばよいのか分からない人も多いことでしょう。そこで、当サイトでは受注管理システムを導入する際に重視する点についてのアンケート調査を行ったので、選ぶ際に役立ててみてください。

「受注管理システムを導入するとしたら何を重視しますか?」という質問をしたところ、結果は以下のようになりました。

受注管理システムを導入するとしたら何を重視しますか?のアンケート画像

第1位は「価格」で29%でした。受注管理システムの導入にはある程度費用がかかるものなので、費用の面にはしっかりと気を配る必要があります。

導入によって効率がよくなったとしても、そのためにかかった費用やメンテナンス費用などを含めて考えるとあまりコストの削減にはなっていない、というようなことになるケースも存在します。そういった事態を防ぐためにも、価格についてはよく吟味してから選ぶようにしましょう。

第2位は「導入と運用サポートがしっかりしているか」で27%でした。導入後に万一のことがある可能性もないわけではないので、導入サポートや運用サポートの充実度も忘れず見ておくのがおすすめです。

サポートが手厚いシステムを選んでおけば、それだけスムーズに運用開始できます。細かい部分ですが、そうした部分にもこだわるのは非常に重要です。

第3位は「利用実績」で22%でした。実績を豊富に持っているシステムなら、ノウハウなども豊富に蓄積されているので信頼感があります。どのくらいの実績があるのかという点も、事前に確認できる場合はチェックしましょう。

「どのくらいの業務を自動化できるか」も同じく22%でした。システムによって搭載されている機能は違うため、選ぶシステムが違えば自動化できる業務の範囲も違ってきます。

そのため、自動化したい業務をあらかじめ洗い出しておくなどして、確実に目的に合ったシステムを選べるようにするとよいでしょう。

以上がアンケートの結果です。受注管理システムには本当にさまざまなタイプのものが存在するので、選ぶ際はぜひこの結果を踏まえて選ぶようにしてみてください。

受注管理システムの選び方

受注管理システムの選び方の画像

受注管理システムは数多くの種類があるため、どれを使用すればいいか悩んでいる方もいるでしょう。ここではそんな方のために、受注管理システムを選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしながら自社に最適な受注管理システムを見つけてください。

利用実績

受注管理システムを選ぶ際には、利用実績をかならずチェックしましょう。どのような企業で導入されているのかはもちろん、その受注件数がどのくらいなのかなども見ておくと、実績が豊富で導入しやすいシステムがわかってくるはずです。

とくに導入を考えているECサイトや、似ている商品やサービスを扱っている企業での導入が多い場合、より導入をスムーズに進められる可能性が高いのでおすすめです。そういった受注管理システムを選べば、相談から提案、実際の導入まで柔軟な対応をしてもらえるでしょう。

受注管理システムのサービスサイトでは、事例を詳細に紹介しているケースもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

どのような企業がどういった経緯で受注管理システムを導入し、導入によって効果が得られたのかなどを詳しく見れば、より導入のイメージがしやすくなって、前向きに検討できるようになるでしょう。

導入と運用のサポート

初めて受注管理システムを導入する場合、導入に際しての不安や疑問も多く感じる場面があると思います。場合によっては、社内の対応や担当者をガラッと変更しなければならない可能性もあるので、導入や運用へのサポートがしっかりとしている受注管理システムを選ぶのがおすすめです。

はじめて扱うものはどうしてもわからないことが多く、そのせいで作業が滞ってしまったり社員のモチベーションを下げてしまったりする可能性があります。

そんなときにしっかりとサポートしてくれる受注管理システムであれば、システムの使用方法についてわからないことがあった場合や、問題が生じた場合に専門家が対応してくれるので、社内での混乱を最小限に抑えられます。

また、導入や運用でサポートしてもらえれば、担当者は社員のサポートにまわれるため、社員の負担やストレスを減らしながらスムーズに導入することができるでしょう。

もちろん導入までにも通常業務は発生しているので、それらをこなしながら導入を進めていくためには、受注管理システムのサポートが欠かせません。

どのくらいの業務を自動化できるか

受注管理システムを導入する場合、どの範囲まで業務を自動化できるシステムであるかもチェックしたいポイントです。せっかく導入しても受注管理の業務のみ、あるいは一部の業務のみしか対応していないとなると、大きな改善や変化は見られないでしょう。

受注管理に加えて、在庫管理や発注管理といった出荷までの一連の流れを、ひとつのシステムで管理できるようになれば、受発注業務に関わっている方の負担を大幅に減らすことができ、人為的なミスの削減にも繋がります。

このような効果を期待しているのであれば、豊富な機能が搭載された受注管理システムを選ぶことを意識してみてください。

また、ECサイトに欠かせないモールやカート、宅配会社、後払い会社などの外部システムとの連携も可能であるかどうかも、かならず確認してください。外部システムとのAPI連携ができると、ECサイトの運営においても業務の自動化を実現することができます。

サイト運営や受発注業務のすべての業務を効率化し、スピーディな対応を行えるようになると、顧客満足度の向上や新規顧客確保にも繋がるでしょう。

受注管理システムの導入事例

受注管理システムを導入するとどのような変化があるのでしょうか。ここでは、実際に受注管理システムを導入し、ECサイトを運営している事例をいくつか紹介していきます。

A社の導入事例

まずは、食品やケア商品などライフスタイル事業を展開しているA社の導入事例について紹介していきます。

導入する前の状況

コマースロボの受注管理システムを導入する前は、出荷作業を手作業で行うことで人為的ミスが発生してしまうという懸念がありました。ブランドローンチの段階で出荷作業に関しては、委託倉庫に一括で委託をして、受注管理といったところもすべて自動でできるような仕組みをと考えており、実際に現在のものとは別の受注管理システムを利用していました。

以前に利用していたシステムについてはサポート対応がとても遅く、ちょっとしたエラーがあったときや、こちら側から質問をしたい時に、チャットボットで連絡しても1~2日返信がなかったことがあり、その点がかなりのストレスでした。

導入を決めた理由

対応が早いサービスを導入したいという思いがありました。また月額利用料金のところで以前に利用していたシステムと比べてコストの面で非常にリーズナブルであると感じました。

ただ、導入に関しては少し大変でしたが、一度設定を終わらせてしまえば、「かゆいところまで手が届く」システムであると思っています。「“こんなことができればいいな”ということが出来る」というところが非常に決め手としては大きかったと思います。

導入前の相談で、「こういうことはできますか?」という質問に対して、瞬時に「~したらできます。」という提案をたくさんもらえたことが決め手となりました。そして受注管理システムだけでも利用できるというのも決め手でした。

以前利用していたシステムでは、受注管理システムと倉庫管理システムが一体型になっており、どちらかだけを利用するということができないシステだったため、単体でも利用できる点も決め手となりました。

導入してからの状況

対応の速さが魅力で、疑問に思ったことやこうしてほしい!と思ったことについて、真摯に、なおかつスピーディーに回答してもらえることが良い点です。また同梱ロボットがお気に入りの機能となっており、商材によっては、付属品として説明書を同梱しないといけないものがあったりするので、同梱物が自動で明細に付与されることについてはありがたいなと思っています。

ほかにも弊社からの希望に関して、最大限融通をきかせて提案してもらえるところが一番魅力に感じています。

B社の導入事例

次に、焼き菓子などの製造・販売を行っているB社の導入事例について紹介していきます。

導入する前の状況

複数のブランドを国内外に展開しており、作りたてのおいしさを届けたいという想いから、ずっとリアル店舗での提供にこだわっていました。しかし2020年4月、都内に緊急事態宣言が出て、焼きたての商品を提供する店舗を休業せざるを得なくなったことを機に、オンライン販売をスタートさせました。

オンライン販売は課題が山積みで、想像以上にオペレーションの課題が多かったです。住所エラーなどのデータエラーをリアルタイムに把握できず、CSVに書き出すときに文字化けが発生し、住所情報に不備が発生したときに当時は自動でアラートを出すことができませんでした。

出荷時に運送会社のシステムに取り込んでから初めてデータエラーに気づき、出荷作業が遅れてしまうなどのトラブルが出荷当日に発生してしまうことがありました。また熨斗や特別な包装、お届け日時の設定をできるようにサービス追加を行っても倉庫側への指示出しがうまくできず、現場が混乱してしまうこともありました。

そのため、お届け指定日も14日間必要でした。お歳暮やバレンタインなどの繁忙期は実際にスタッフと倉庫に入り、作業を行っていましたが、出荷件数も頭打ちとなってしまうことが多かったです。

導入を決めた理由

当時依頼していた運送会社からロジレスの受注管理システムを紹介いただき、「データエラーを自動で見つけられるし、倉庫との連携もスムーズになる」と勧められ、興味を持ちました。「データエラーだけでも自動で見つけられるようになったら、ずいぶん助かるな」と思いながら説明を聞いたのですが、想像以上のシステムで衝撃を受けました。

データエラーのチェックはもちろん、熨斗の有無や同梱物の入れ分け、温度帯による配送方法の振り分けなど、複雑な出荷指示が自動化でき、デフォルトの機能で行うことができることを知り、これまでうまくいかなかったことが、一気に解決できるイメージがわきました。また出荷元倉庫を増やす計画も進めており、関東と関西に倉庫を持つことで、より多くの出荷量に対応することにくわえて、物流コストを削減する狙いがありました。

発送エリアや店舗、商品など、いろいろな条件で出荷拠点を振り分けられる機能が備わっていたので、それも大きな決め手でした。

導入してからの状況

ロジレスを導入後、大きく4つの効果を得ることができました。1つめは、住所情報のエラーチェックです。

基本的には自動で倉庫へ出荷データが送られるようになり、入力内容に不備のあるデータや、離島などの配送対象エリア外からの注文などについても、あらかじめ設定しておけば「確認待ち」のステータスで止めてくれるので、今では注文当日か、遅くても翌日にはお客さまに確認の連絡ができるようになり、サービス向上につながっています。2つ目は、RPA機能で複雑な出荷指示も自動化できたことです。

熨斗や包装などの付加サービスも簡単に出荷指示ができ、一度条件を設定するだけで、後は自動的に出荷指示を送ることができるようになりました。3つめは、複数倉庫からの出荷を適切にコントロールできることです。

在庫状況がリアルタイムでわかる上、引当振替も可能になったことで、複数倉庫からの出荷を適切にコントロールして、配送費を3割カットできました。4つめは、リアルタイムに情報がわかり、共有できることです。

システム上でさまざまな情報をスタッフ全員がリアルタイムで把握できることで今後の営業戦略や経営判断にも活かすことができそうです。

受注管理システムの料金相場

受注管理システムの料金相場の画像

さまざまな受注管理システムが提供されていますが、利用する前にシステムの相場費用を知っておくことも大切です。

受注管理システムは初期費用の相場が0円~3万円程度、月額料金の相場は5,000円~2万円程度となっています。初期費用は社内にサーバーやシステムを構築して、自社で運用を行うオンプレミス型の方が高額になるでしょう。

さらに、すべてのシステムを1から構築していく場合は、数十万円という初期費用がかかるケースもあります。

対してクラウド型の場合は、すでに構築されているシステムをカスタマイズなどしながら使用していくため、初期費用は無料、もしくは低価格で設定されているものが多いでしょう。

またクラウドの場合は、月額料金がプランごとに決められているので、出荷件数に合わせて最適なプランを決められ、無駄な出費を抑えられるというメリットもあります。

初期費用が安くてもサポートが別料金といった対応の違いもあるので、プランの安さだけでなくサービス総合で見た料金から判断し、受注管理システムを選ぶようにしましょう。

また具体的な料金については、ホームページ上だとわからない部分もあるので、気になる受注管理システムがあれば、ぜひ資料請求・問い合わせにて確認してみてください。

一元管理システムとは

一元管理システムの概要

一元管理システムとは、文字通り、さまざまな業務を一元的に管理するためのシステムです。とくに、ECショップやECモールでは、一元管理システムが採用されるケースが多く、さまざまなショップや事業所で活用されています。

一元管理システムの代表的な機能

さまざまな業務を一括で管理できる一元管理システムですが、具体的にはどのような機能が備わっているのかわからない方もいるでしょう。

一元管理システムは、大きくわけて「受発注業務」と「在庫」の管理ができます。受発注業務では、取引先からの受注に加え、商社や外注先への発注などを、ひとつの媒体で完結できます。

さらに、商品マスタデータなどを登録できたり、複数の店舗やサイトにおいて一括管理できたりなども可能です。

また、在庫管理については、仕入れや入庫に加え、在庫数の確認などを管理できます。そのほか、クライアントやエンドユーザーからの問い合わせも管理でき、窓口を一か所に集約できることから、効率的な業務運営を行えるでしょう。

一元管理システムを使うメリット

一元管理システムは、受発注業務や在庫、仕入れなどを一括で管理できるのが特徴です。とはいえ、一元管理システムを活用することで、どのようなメリットがあるのかイメージがつかない方もいるでしょう。

ここでは、一元管理システムを使う2つのメリットを詳しく紹介します。

管理の手間を省ける

一元管理システムを使うことで、受発注や在庫管理に関する手間を省くことが可能です。一元管理システムでは、複数の業務をひとつの媒体で一元的に管理できるので、業務負担を軽くできるだけでなく、必要な人員も抑えられるので、人件費削減につながるといったメリットもあります。

多店舗経営を円滑に進められる

ECサイトやECモールを運営する中で、複数店舗の運営を検討するケースもあるでしょう。ただ、複数のサイトを運営するとなると、仕入れや在庫、顧客管理などの負担が大きくなり、スムーズに運営できない可能性も少なくありません。

しかし、一元管理システムがあれば、すべての店舗の管理を一元的にコントロールできるので、余計な手間をかけずに複数店舗を運営できるでしょう。

一元管理システムを使わない場合は、それぞれのECサイトやモールについて、ひとつずつ管理しなければならないので、時間がかかるのはもちろん、人員の確保も必要となります。ただ、一元管理システムを導入すれば、ひとつのシステムで顧客からの問い合わせ対応、受発注、仕入れ、在庫調整などを一元的に管理できるので、効率的に業務運営を行うことが可能です。

OMS・WNSの一体型システムとは?

OMSとは、「Order Management System」の頭文字を取ったもので、受注管理システムのことを指します。主に商品の受注を管理したり処理することを目的として作られています。

ECショップから受注情報や顧客情報などを取り込み、出荷までの情報を一元管理・処理することができます。商品ページ管理・受注管理・在庫(データ)管理はもちろん、販売実績やアクセスデータなどを蓄積し、傾向分析することも可能です。

WMS(倉庫管理システム)とは?

WMSとは、「Warehouse Management System」の頭文字をとったもので、倉庫管理システムを指します。倉庫の中にある実在庫数を管理するシステムです。

OMSが管理するデータ上の在庫である「理論在庫」に対して、WMSは倉庫などで実際に手に取れる「実在庫」を管理します。

OMSの在庫はあくまでデータですが、WMSの在庫は商品そのものです。そのため、倉庫のどこに置いてあるのか、商品状態のランク分けはどうなっているのか、欠品しているものはいつ入荷するのかなど、物自体の状態までをも管理できるようになっています。

もちろん、入出庫にまつわる在庫変動も克明に管理します。出荷の際のピッキングリストや納品書を発行したり、検品の記録を管理することもできますので、常に正しい在庫数を把握することができます。

OMS・WMS一体型システムのメリットとデメリット

OMS・WMS一体型システムとは、OMSとWMS、それぞれの機能を搭載したシステムを指します。

実在庫と理論在庫、ECショップのカートから出荷までを全てひとつのシステムで管理をすることができます。ここでは導入の際のメリットとデメリットについて解説します。

メリット

OMSとWMSをそれぞれ導入するには、当然初期費用などのコストが2倍発生します。もちろんランニングコストも別々にかかります。OMS・WMS一体型システムなら、この辺りの費用を安く抑えることができます。

一般的な一体型システムは、多くの人間が違和感なく扱えるように、シンプルに設計されています。現場スタッフへの教育もそれだけ容易になりますし、それにかかるコストの低減にもつながります。この点においては、複数のシステムを使い分けるよりもメリットが大きいと言えるでしょう。

何より、実在庫と理論在庫を一括で管理できるのが最大の魅力です。予約販売や入荷待ち、複数のECモールへの出店もよりスムーズに行えるでしょう。

デメリット

もちろん、OMS・WMS一体型システムにはデメリットも存在します。

一体型システムのほとんどは、OMSまたはWMS、どちらかを専門に開発していたメーカーが、もう一方の機能を既存システムに盛り込む形で作っています。このため、中心となる機能ではない方について、なにかと「足りなさ」を感じてしまうという可能性を否定できません。

倉庫管理と物販、どちらかに複数の業態を持っていたり、イレギュラーが発生しやすい柔軟な運用をしている会社の場合は、専門システムをそれぞれ導入するほうが結局効率が良い、という場合もあります。

また、外部システム連携に積極的でない、という場合も考えられます。事業の拡大に合わせて、より専門的なシステムと連携させようとした場合に、システム連携が難しいとなると、最悪の場合、運用そのものまたはシステム自体を再考しなければならなくなります。

導入の際は、今後の事業の発展も視野に入れたシステム選びを心がけると良いでしょう。

自社にあった受注管理システムを導入して業務を効率化しよう

ECサイト運営には多くの工程が必要であり、そのすべてをマンパワーで補おうとすると、どうしてもミスや負担が増えてしまいます。

しかし顧客満足度を高めるためには、ミスのないスピーディな対応が求められるでしょう。それをクリアするためには、自社にあった受注管理システムを導入することが大切です。

受注管理システムは数多く提供されていますが、より多くの業務を自動化できて外部システムとの連携もスムーズなシステムを選ぶと、導入がよりスムーズになるのでおすすめです。サポートの充実度などもチェックして、安心して導入を進められる受注管理システムを見つけてください。

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イメージ
サービス名
コマースロボ/株式会社コマースロボティクスLOGILESS(ロジレス)/株式会社ロジレスTEMPOSTAR(テンポスター)/SAVAWAY株式会社CROSS MALL(クロスモール)/ 株式会社アイルネクストエンジン(NEXT ENGINE)/NE株式会社ロジザードZERO/ロジザード株式会社COOOLa(クーラ)/株式会社ブライセン
特徴特許取得のクラウドRPAによってさまざまな業務を自動化できる700社以上に導入されているカスタマイズ性が高いリピート率が高く信頼できる導入実績ナンバーワンを誇る1,500以上の現場が導入設計から開発まで自社開発
基本機能受注処理を自動化、EC連携を自動化、メール自動送信、ファイルの一括取込、出荷指示の手入力、ダッシュボードなど受注情報の自動取込、CSVファイルで取込、受注情報を手動で起票、納品書・領収書の発行など受注管理機能、商品情報・画像がセットで出来る一括・予約反映機能、運用にあわせた注文・受注情報の自動仕分け機能、複数倉庫と連携・在庫管理できるマルチロケーション機能など商品登録、在庫管理、商品複製、受注管理、注文分析など受注管理、在庫管理、送り状発行システム連携、アプリによるカスタマイズなど商品管理機能、同梱物管理機能、セキュリティ対応機能など一体型帳票、同梱物の管理、多言語対応など
初期費用無料無料無料無料無料不明不明
月額料金・Starterプラン 5,500円/月(税込)
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基本料金 2万2,000円(税込)/月+従量料金基本料金 1万1,000円(税込)/月~・スーパーライトプラン 5,500円(税込)/月~

・プラン1000 9,900円(税込)/月~など
3,000円/月~不明不明
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よくあるご質問

  • OMSとは何ですか?
  • OMSとは、(Order Management System)の略称で、「受注管理システム」として知られる、ビジネスにおける受注処理や注文管理を効率化するためのソフトウェアシステムです。 OMSは、受注から出荷までの注文プロセスを統合的に管理し、受注処理業務を効率化することができます。
  • WMSとは何ですか?
  • WMSとは倉庫管理システム(Warehouse Management System)の略称で、物流や倉庫業務を効率的に管理するためのソフトウェアシステムです。 WMSは、倉庫内の様々な業務を自動化し、統合的に管理することで、効率的な在庫管理や物流プロセスを実現します。
  • OMSとWMS一体型とは何ですか?
  • OMS・WMS一体型は、EC事業者と倉庫事業者が同じシステムを利用することで、注文から出荷、配送、在庫管理までの一連のプロセスを一元管理でき、「自動出荷」を実現することができます。
  • SCM(サプライチェーンマネジメント)とは何ですか?
  • SCMとは、企業や組織が製品やサービスの生産・供給・配送など、さまざまなプロセスを効率的に計画・実行・制御するための戦略的なアプローチです。サプライチェーンは、原材料の調達から製造、流通、小売り、顧客への提供までの一連の活動やプロセスの連鎖を指します。SCMの主な目的は、生産や供給の過程でのコスト削減、リードタイム(製品が注文されてから顧客に届くまでの時間)の短縮、在庫の最適化、品質管理の向上など、組織の全体的な効率性と競争力を向上させることです